風水墓とは横浜中華街の風水健康館
「基因」
風水墓において何より重要となるのが、お骨の安置状態です。風水学では、お骨の中には情報をもった 「基因」(きいん)とよばれる物質が存在し、 それが先祖と子孫をつないでいると考えます。
人間だれしも、自分の子孫が健康で幸せに生きることを願うものです。その思いは、たとえこの世を去ったとしても変わることなく、お骨に含まれる基因を通して子孫に伝わると考えられています。
ところが、お骨が安置されている環境や状態が好ましくない場合、基因から発せられる良い影響が子孫に伝わりにくくなってしまいます。
いかに良い気が流れ集まる場所にお骨を安置できるよう整えるか―これがお墓の風水(陰宅風水)における重要なポイントなのです。
「龍穴砂水」と「向山」
風水式のお墓を建てるには、まず「龍・穴・砂・水」そして「向山」という5つのポイントから鑑定していきます。
龍(りゅう)
土地の起伏・うねりを「龍」といいます。「龍」は土地の気の勢いであり、風水学では、この「龍」が子々孫々までの繁栄に影響するとされています。
お墓の土地を周囲より1~2段高くすることで「龍」(土地の勢い)を確保します。周囲の地面・通路と同じ高さのお墓は好ましくありません。
穴(けつ)
大地を流れる気が集まる場所を「穴」といいます。風水学では人間関係の中心を表し、「穴」の良い場所にお墓を建てると子孫が人間関係に恵まれ出世するといわれています。
たとえ「穴」が好ましくない墓地でも、土を取り替えたり土中に炭や水晶などを埋めることで、地の気を補うことが可能です。
砂(さ)
「穴」(墓所)をとりまく土壌や環境を「砂」(さ)といいます。風水学において「砂」は健康に影響するといわれています。
お墓においては土質を表します。風水墓では、墓石以上に土質が重要となります。一般的には黄色もしくは赤色の土を用います。
水(すい)
「水」(すい)は河川・道路・線路等を表し、財産の運に影響するといわれています。
お墓を建てるにあたっては、可能な限り付近に川・用水路・大きな車道・線路等がない場所を選定することが望ましいです。
墓所前の道幅は最低でも50~60cm、できれば1m以上あることが好ましいとされています。
向山(こうざん)
墓石の向きの良し悪しを見ることを「向山」(こうざん)といいます。
墓石の正面が太陽の昇る方向(東~南)に向いていると、陽の気が集まり好ましいとされています。
また、お墓の正面に墓石より高い物がないことが大切です。